ホンダ・レーシングとホンダのサテライトチーム、ＬＣＲ・ホンダ・イデミツは１９日、２０１８年から起用する中上貴晶との間で、来季２０２４年シーズンの参戦に関して、契約に合意したと発表。参戦７年目となる来シーズンもバイクの開発を継続し、重要なポジションを目指す。
中上貴晶
「２０２４年も引き続き、ＬＣＲ・ホンダ・イデミツから参戦できることになりました。ここまで大変厳しい状況が続き、納得がいく結果を残せておらず、応援いただいているファンの皆様に申し訳ない限りでしたが、この報告をできたことは、自分自身にとってもうれしい限り。来週は日本ＧＰが開催されるので、ファンの声援をエネルギーに変え、全力で挑みます。少しでも上位でフィニッシュし、それをきっかけに、来シーズンにつなげたいです。」
渡辺康治（ホンダ・レーシング代表取締役社長）
「最高峰の『MotoGP™』クラスで、来シーズンも引き続き中上貴晶選手と共に戦えることを、とても嬉しく思います。出光興産株式会社様をはじめとする、多くの皆様からのサポートに感謝申し上げます。今シーズンは、これまでにないほどの厳しいシーズンですが、このような状況においても、中上選手ならびにホンダを応援くださっているファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えしたいと思っております。1日でも早くファンの皆様の期待に応えられるように、ホンダおよびＨＲＣが一丸となり、現状を打破したいと思っています。」
ルーチョ・チェッキネロ（チームプリンシパル）
「もう１年、中上を起用できることを誇りに思います。彼はグッドなリザルトを獲得できる速いライダーであり、ＨＲＣ側としては、このバイクで最も経験豊富なライダーの１人であることから、我々はプッシュを続ける時が来たと信じています。目指すポジションに向けて全力でファイトしましょう。」
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